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投稿者 スレッド
メカ音痴 2号 負圧異常
投稿日時: 2009/7/8 23:02
半人前
こんにちは。
直列4気筒エンジンの負圧測定したのですが、1気筒だけバキュームゲージの針の動きが他と違うのです。

具体的に申しますと、アイドリング(1500rpm)で針はそろっていて、回転数を上げる(レーシングする)と3番シリンダーの針だけ5cmHgくらい遅れて(他より5cmHg低い状態のまま)上がって来て、帰りも他の針より3cmHgほど遅れて(3cmHg高い状態のまま)戻ってきます。

キャブレター清掃済、パイロットスクリューは全気筒同じ戻し数(←あまり良くないのかな)、エアフィルター問題なし、バッテリー電圧OK、マフラー純正、空冷4気筒、走行距離30、000kmです。

素人の無い頭で考えますと、
1、ダイヤフラム+スプリングのへたり(他の気筒のと入れ替えて確認すればよかったのに、、、)
2、シリンダ、ピストンリングの磨耗(簡易測定では特に3番シリンダーの圧縮圧力は低くなかった)
3、二次エア混入(チェックし忘れました、、、)
4、ハイテンションコード、プラグの不良(関係あるのかな?? 清掃はしました。)
5、パイロットスクリューの戻し数がイマイチ(各気筒バラバラでもいいのですかね??)
6、キャブ清掃不足
7、負圧計、ホースの不良(入れ替えればすぐわかったのに、、、)
7、愛情不足

等が考えられるのですが、
他に考えられる原因に何がありますでしょうか?
よろしければ、御教授お願い致します。
上記で明らかに違うだろっというご意見もございましたら、お願い致します。

売れない整備士 Re: 負圧異常
投稿日時: 2009/7/9 17:34
重鎮
オンライン
負圧調整は 各ゲージに付いているダンパー調整から入りますが
それは大丈夫ですか? 
このダンパーの調整で針の動きも変わってきます アイドリング状態だけですと この部分の調整は分かり難いので 確認の為に回転数を上げ下げして最終的に合わせませす。

次に パイロットスクリュー戻し回転数が 全気筒そろってる事はまずありません 各気筒が要求している分だけ開けてやりましょう
パイロット調整の意味を考えて見てください

今回の場合 一番の問題点はバキュームゲージの針の動きではなく
パイロット調整の方だと思います

この時点でキャブの調整が崩れているはずですので 以後の情報も不確かなものと考えます

最後に この状態で走ってみました? バイクは走るための道具です 走らせて見れば 全ての答えはみえてくるはず 
どの程度感じ取れるかは 個々によって違いますが 数千万円の測定器なみにわかるもんですよ
まぁ 質問してくるんだから 不調と感じてるんでしょうけど
メカ音痴 2号 Re: 負圧異常
投稿日時: 2009/7/9 22:42
半人前
売れない整備士さん、早速のご回答有難うございます。

おっしゃるとうりです。パイロットスクリューは最初に調整すべきですよね。すみません。
4気筒のパイロットスクリューの調整の仕方をよく理解しておりませんでして。

各気筒、回転数が上がる箇所を捜すとおもうのですが、1気筒だけのパイロットの上下でタコメータでわかるほど回転数が変わるものなんでしょうか?
バキュームゲージを見ながらという話も聞きますが、これはどうも信用できませんし。
やっぱり音で判断するのが一番なんでしょうか??

ダンパーですが、全閉時にダンパー全てに印をつけ、4つとも同じだけ開くようにして作業しました。
ただ、ダンパーそのままで回転を落として針が振れだした時、針の振れ幅は統一されておりませんでした。
ダンパー絞り量が各気筒バラバラでも、それぞれの気筒で振れ幅そろえたほうがいいのでしょうか?

質問ばかりで申し訳ありませんが、もしご覧になられましたら、ご教授お願い致します。
ちなみに走行した感じはやはり極低回転でなんとなくイマイチですかね。(だったら最初からパイロット調整しろとのお叱りを受けそうですが。)

売れない整備士 Re: 負圧異常
投稿日時: 2009/7/10 3:10
重鎮
オンライン
まずは考え方をかえてみましょう (^_^;)
なぜ そうするかを基点に考えれば ダンパーやパイロットの位置が揃っていない事など気にならないはずです
考えの基点が ずれているように感じてならんのですよ

使っているバキュームゲージは4連タイプですよね?
ダンパーの役割は 指針の動きを制御するためだと思ってます
小さな負圧で指針を動かすために 戻し側のスプリングが弱いんでしょうね 
そのままでは エンジンによって 指針の振れや動きに問題があるんでしょう 
そこで 調整機能が追加されているのではないでしょうか?

ここ重要!
  ↓
 
各気筒で燃焼の仕方はバラバラです 理想は全ての気筒で同じなんですが 相手はデリケートな消耗品 そろうわけがありません

  ↑
ここ重要!

同じく パイロット調整も各気筒が求めてくる混合ガスを それに合わせて供給するのが大事であって 戻し回転数ではありません

戻し回転数とは 設計通り稼動しているエンジンならば(この時点でありえません)このくらいガスを送り込んでやってね という ひとつの目安にすぎません 
ですから 基準戻し回転数と書かれているわけです


パイロット調整の方法

基本はマニュアル通り CO濃度測定器による調整です
一台50万ほどになります

その測定器のかわりを人が行う場合 それ相応の感覚と基礎からの理解が必要で これが出来る人は整備士といえどトップ20%くらいなもんでしょう
多くの人に やり方を教えてきましたが マスターできた人は2%くらいでした


一般的によく言われている方法

アイドリング状態でパイロットスクリューをゆっくりと回し
アイドリングがもっとも高い状態を探す

しかしこの方法では かなり濃い目のセッティングになって
しまいます 
混合比でいうと パワー混合比に近いんでしょうね
この状態では 一般車の場合すぐに不調になります
なぜなら エンジン側の要求は 各部の痛みから 少ない方向に動きます
よって 若干薄いセッティングの方が 長い期間 好調を維持できるんです理想混合比でも まだ濃いと私は考えますので経済混合比くらいまで
薄くして お渡ししています。

広範囲に適合する確立の高い調整方法

アイドリングを通常より低く設定する。
極端に低いと(高くても同じ)パイロットスクリューに対してエンジンの反応が悪く 回転数の変化が分かりにくくなりますので ちょうど良い回転数を探してください
1?2分のアイドリングの後 ストールする程度が目安

まず基準戻し回転数に合わせます

そこから パイロットスクリューをゆっくりと締め込み回転数の大きく変化する所を記憶します。

同じように パイロットスクリューをゆっくりと開けていき回転数の変化する所を記憶します

そのまま更に開けていきます
もっとも回転数の上がる所が3回転以上なら キャブ本体に
疑問がでますが 機種によってはそうでもなかったりします。

このときのパイロットスクリューの回し方ですが
あくまでゆっくりと 同一方向に回します。
開けたり締めたりしながら探すと 大変分かりにくくなります
急いで回すと エンジンの燃焼状態が 追いついてこなくて 分かり難くなります

締め込んでいく時に回転数が変化した開度?開けていった時に
回転数が変化した開度の中間にひとまず合わせます。
ここで もっとも回転数の上がった開度と1回転以上ずれていたら
キャブが怪しいかも? しつこいようですが機種・状態によって
まちまちですが。

これで基準が出来ましたので その気筒に合わせて他の気筒も
合わせます。
この時の戻し回転数と 基準戻し回転数の差が少なければ そのエンジン・キャブレターの状態は良い物といえるでしょう

はじめやったのと同じやり方で2番目の基準を出したあと もう一手間かけます。

ほんの少し(角度にしたら数度くらい)開け閉めしてみると エンジンが無理なく回る部分が見つかるんです これは負圧の調整をしていると感じるでしょう あれに近い状態です。
負圧調整の時より 変化は微細ですけどね
もちろんタコメーターなどでわかるほど 大雑把なものではありません 
車体に付いているタコメーターは走行時のもので 整備にはかなり曖昧な目安にしかなりません

二人三脚で互いの足を出す力にズレがあったら 走り難いでしょ
お互いの出す力が揃うと(1人で走っているようになれれば)スムーズに効率よく走れるのと似てるかな?
一度目で気に入らないときは これを数回繰り返しながら全体を整えていきます。

1番からはじめると この時に一巡多くやるはめになる事が多い
基本は ワイヤーのかかっている内側のキャブからだそうです

全ての気筒が終了したら アクセルのツキをみましょう

実走後 濃い薄いに振る場合は 最初に行なった基準から 濃くする薄くする。
この場合 最初に調整したパイロットスクリューを 単純に濃く薄くする場合と(パイロットスクリューを回すだけ)はじめからやり直す場合があります。
当然 はじめからやり直した方が正確にでます

以上 一般的なパイロット調整方でした。
これは あくまで簡易的な調整方法ですのでベストを
望むのなら CO濃度測定機を使いましょう。
また改造などによって基準戻し回転数が使えない場合の調整方法もあります
その他にも 幾つか方法がありますが その機種なり状態によって
向き不向きがありますので書きません。

しかし 実際にやらせるとプロと呼ばれる人達もほとんど
合わせられないようです。
微妙なエンジンの変化が読み取れないようですね。
ですが まったく適当に合わせるよりも調子は良くなります。
メカ音痴 2号 Re: 負圧異常
投稿日時: 2009/7/10 21:03
半人前
売れない整備士さん!ほんとうっっに有難うございます!!

正直、こんなに丁寧に教えていただけるとは思ってもおりませんでした。
初めて聞く調整方法で、目から鱗ものの感激です。
やはり1回でうまくできるとは思いませんが、納得いくまでやってみたいと思います。

文章打ち込むだけでも大変でしょうに、本当に有難うございました。
誠に勝手ながら、今後は師匠と呼ばさせていただきます。(呼ぶなって??)

ちなみに私はエンジン、吸・排気ともにノーマルですが、
<改造などによって基準戻し回転数が使えない場合の調整方法
どんな方法か気になります。
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